半地下備忘録

たつさんの日記的ななにか。

『神はいつ問われるのか?』ヒロインの感情表現を楽しむ1冊

森博嗣のWWシリーズ第2弾。舞台は仮想世界に入り込むことができるほどに技術の進んだ未来。仮想世界でトラブルが起き、利用者は強制ログアウトされ、依存する人々が自殺するまでの社会問題に発展する。

当局の指名で主人公のグアトとロジはその世界を司る人工知能と対話することに。現実世界と仮想世界を行き来しながらトラブルを起こした目的を探る。


一番の見どころは、前シリーズ(Wシリーズ)の頃とは比べものにならないほどロジの感情表現が豊かさ。ニヤニヤさせられた読者は多いはず。この感情はこの1冊を読んだだけでは味わえないので、気になった方はWシリーズから手にとって欲しい。

現代の技術では、この作品のように仮想世界と現実世界の区別がつかないところまでは至っていないけど、そんな日が自分が生きている間に実現してくれるといいなと。

過去シリーズ第1作

【解決済み】ラクマに不正アクセスされたときの対処方法

ラクマからログインアラートのメールがきてて、アプリを開いてみると不正アクセスされてることに気づいた。運営にメールを送ったらささっと解決してもらえたので、対処から解決までを一応記録しておきます。同じような目にあって焦っている人の参考になれば。

11月1日、16:14

ラクマから次のような件名のメールが届く。

[ラクマ]ウェブブラウザでお客さまのアカウントにログインが行われました

同日、16:30頃

アカウントを覗いてみるとメールアドレスが変更され、13,000円のポットを楽天ポイントで購入されていることを確認。
ラクマから届いていたログインアラートのメールに書かれていたアドレスに次のようなメールを送信。

運営様
お世話になっております。●●と申します。

アカウントが不正にアクセスされ、メールアドレスが変更され、商品も購入された模様です。
まずはアカウントの停止と取り引きID xxxxxxxxのキャンセルをお願いできないでしょうか。

またメールアドレスを変更されたため、
こちらでパスワード変更も不可となっています。
こちらのアドレスに戻した上でパスワードの初期化をお願いします。

手続きにあたり必要な情報があればお知らせ下さい。
よろしくお願いします。

同日、18:06

ラクマカスタマーサポートからメールが届く。この時点で登録のメールアドレスはご登録当初のメールアドレスへ変更していただけました。
メールには以下の3点の指示がありました。

  • ラクマのパスワード再設定のお願い
  • メールアドレス変更のお願い
  • 本人確認のお願い

これらをさくっと対応して、一応今回は対処完了となり、不正に利用されていた楽天ポイントも無事に帰ってきていました。

2時間程度でさくっと解決されて、失礼ながらちゃんとしてるもんなんだなーと思うなど。こういうときはとにかく焦らず騒がず公式に迅速に連絡するしかない。今回はすぐログインアラートのメールに気付いてよかった。

Twitterで検索してみるとなかなか対応されない人もいるみたい……?

2020年6月まで無料 IIJmioひかりでIPoEオプションを契約してネットが爆速になった

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IPoEオプション月額無料キャンペーン

IIJmioひかりIPoEオプション期間限定キャンペーン

IIJmioひかりのIPoEオプションが2020年6月までの期間限定で無料になっていたのでサクッと契約してみました。通常は月800円なのでそこそこお得感があります。キャンペーンの概要はこちら。

www.iijmio.jp

買った物

DS-Liteに対応したルータを買う必要がありますが、ちょっと前から買い替えを考えていたのでそこも問題なくクリア。正直ルータとかあまり詳しくないので、有識者たちの「予算内でNECの一番いいやつ買っておけ」という指示に従って、WG2600HS3にしました。

悪い友人達からはヤマハのを買えと言われましたが、一般人なのでお断りしておいた。

申し込みとその後

申し込みはキャンペーンページの下部にある、「IIJmioひかりをすでにご利用の方のお申し込みはこちらから」というところから特に迷うことなくできました。申込みから数日で利用開始日のメールが来て、試しに速度を測ってみたところ…。

ちょくちょくネットが瞬断していたのもルータの買い換えによって解消して、さらに回線速度も早くなってとても満足。IIJmioひかりを契約していてDS-Lite対応のルータを使っている人はキャンペーン期間中だけでも申し込む価値はあると思います。自分はすでにキャンペーンが終わっても離れられなくなりそうだな…という気がしている…。

次女が1歳になりまして

ちょっと時間が経ってしまったけど、次女が1歳になりました。

長女のときに比べると圧倒的に時間の流れが早すぎて、とにかくもう1年も経ったの…という感想しかないんだけど、大きな病気もせずになんとかここまで生き延びてくれてありがたい。ちょくちょく熱を出したりするけど、1歳くらいだと仕方ないかな。とにかくマイペースな次女はいつもにこにこしてるのがとても良い。あんまり人見知りすることもなく、ちょっとした列に並ぶとすぐ後ろの人ににこにこして愛想を振りまいてる。こいつ、得するタイプだ。

マイペースな次女

あんまり比べすぎるのは良くないとは思いつつも、いろんな点で長女と比べてしまう。次女は色々な動作の体得が長女と比べるとちょっと遅くて(長女が早かったのもある)、1歳になるくらいでようやく寝返りしたり、最近やっとつかまり立ちするようになったりという感じ。言葉もまだしばらくは出てこないかな? 長女のときは異様におしゃべりが早くて、1歳過ぎには二語文喋ってたような…。ゆっくりだけどマイペースで成長しているのは分かってるので、特に焦ったりとかはないんだけど、同じ原材料で同じ親に育てられてここまで違うもんなのかーとは思う。なかなかおもしろい。

保育園での様子

あと、ちょっと前に保育参観にいったところ、家では4歳と比べられているせいで、まだまだ赤ちゃんだなーって感じがするのに、同じ保育園の0歳児クラスの中で見ると、赤ちゃんよりは赤ちゃんじゃないってのが不思議な感じ。長女は早生まれだったので、クラス内での立ち位置(まだ立てないけど)の違いは結構新鮮だった。

ちょっとした楽しみ

2番目の子どもが同性の場合、お下がりばっかりになってしまうんだけど、同じ服を着ている写真を並べてにやにやするのがちょっとした楽しみ。特に両親から長女にもらった服を次女にも着せて、2人を並べた形に画像を加工して送ってあげるとかなり喜んでもらえる。これは次なる服を買ってもらうための投資として非常に有効なので夜のお父さんお母さんには真似してもらいたい。

FOXISMさんのプレゼント企画に当選しました

はてなブログ デザインテーマコンテストで金賞を受賞した orefolderさん(id:c-miya) さんがプレゼント企画をやっていたので応募してみたところ、大変ありがたいことに当選しまして、HTML、CSSに関する本を2冊ほどいただきました。orefolderさんカッコいい!

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非Web屋のわたくし、これまでコピペでCSSを編集してみたりしたことはあれど、真面目にHTMLやCSSを勉強したことはないので、これを機にいっちょやってみようかね!

長女の言語能力向上を感じた

ある日の朝食のときの長女との会話。
ぼく「ご飯食べて保育園準備できたら<次女>におしゃべり教えてあげてねー」
長女「わかったー」

(しばらくしてから)
ぼく「おしゃべり教えてあげてね」
長女「だれに?」
ぼく「ママかな?」
長女「ちがうよー!<次女>でしょ!!」
ぼく(分かってんじゃん)

時間的にちょっと経過していても前の話を覚えてるし、教える相手の「次女に」って部分を省略しても、きちんと理解して会話が成立しているの地味に驚く。ただし、あんまりこれに甘えて省略しすぎないように話さないと、長女の話し方に変な癖がついてしまうかもしれない。

最近はチャットbotとか増えてきたなーと思ってたけど、普通に生活しているだけでこういう会話の中のルール体得していくところはまだまだコンピューターよりも人間のほうが断然すごいね。

『読書の価値』

読書の価値 (NHK出版新書)

読書の価値 (NHK出版新書)

  • 作者:森 博嗣
  • 発売日: 2018/04/06
  • メディア: Kindle版

森博嗣にとっての読書について書かれた一冊です。中身を読む前に目次を見るだけでも本書の主張はある程度想像できるのではないでしょうか。また、まえがきにも書かれているように、本書では森博嗣がなにか特定のタイトルを薦めるといったものでもありません。

じゃあ一体何が書いてあるのかというと、森博嗣の過去の読書経験や、読書の効果・価値について書かれています。自分と似たような考えだなーというところもあれば、自分は読書についてどう捉えているのか考えるきっかけにもなるところもありました。次に項目のあたりは同意するひとも多いはず。

■「人類の知識」にふれる体験
「人類の知識」が得られるのだ。学校でも教えてくれない。大人も先生も知らない。それでも、世の中の誰かは知っていて、それを本に書いているのだ、と思い知ったのである。人間というのは、そういう仕組みを作ったのだ。なんとすばらしいことだろう。本当に人間って凄いじゃないか、と感動した。

先人たちの知識を拝借するには基本的に本を読むのが一番手っ取り早いですね。

■専門書を読むためのセンス
あらかじめ全部知っておかなければならないという意味ではない。わからないものに出会ったときに調べれば良い。でも、どこを調べたら良いのか、どこらへんにそれが記されているのか、といった見当をつけるセンスは、やはり一連の教育を受けていて養われるものだと思える。

何かを調べるために事前知識を得ておく必要性はとても強く感じるようになりました。ネット上にゴミみたいな情報が大量生産された結果、ググるためには知識が必要という状況です。

■本選びのたった一つの原則
あなたが自分で本を選ぶ、というのが最も基本的なやり方だ、と僕は思う。
 そんな当たり前のこと、と感じるかもしれないけど、否、その当たり前が、なかなか実現できないのではないだろうか。
(中略)
 本の選び方として、僕が指摘したいのはその一点だけ。とにかく、本は自分で選べ。それだけだ。
 リアル書店でも良いし、ネット書店でも良い。とにかく面白そうな本がないかな、と選ぶ時間が大切だということもある。人から聞いたから読むとか、誰かがすすめていたから読むとかではなく、自分の判断で選ぶこと。これがもの凄く重要なのだ。もう、本書のテーマはこの一点だと思っていただいても構わない。

ざーっとタイトルを眺めたときに何が面白そうだと感じるかはその時々だったり、想像していなかったジャンルだったりするので、自分で選ぶのが大事。わかるわかるー。


同意するところもある一方で著者は少し(かなり?)特殊なタイプで、娯楽として本を読むことはあまりなく、楽しんだり勇気づけられるといったところに読書の価値を考えている人にとっては同意できない部分も多いと思います。

ちなみに本書を読んで、自分なりに読書について考えてみると、さっきあげた内容に加えて小説であれば没入感が得られることに価値を感じているんだなと気付いたので、こういうことを考えるきっかけになっただけで価値がある1冊だったなーと。