昔はあんなに読んでいたフィクションの本。今ではすっかり実用的なものばかり読むようになってしまった。また読みたい。でも、何となく手が出ない…という状態が続いていた。長編だと重いかなと思って、超短編で読書のリハビリしてみることに。
先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね?
「ただいま」と言えば「お帰りなさい」と返ってくる新生活が始まった。家賃も安いし、こんな一人暮らしも悪くない。
クスっとするもの、ちょっと怖いもの。いずれも54字なのであっという間に読み進められる。54字の物語の作り方もあるので2度楽しめる。最後に各編の解説もあるけど、本文よりも長くて無粋。これはいらなかったかな。
一番よかったのはバレンタインをテーマにした1篇。短いながらも甘酸っぱさがあって、しかも2通りの解釈ができるところが秀逸でした。