半地下備忘録

たつさんの日記的ななにか。

問題を整理し、自分なりの答えを出す『仕事は1冊のノートで10倍差がつく』

前回読んだ本と似たような本を選んでみた。類書を読んで、重要なポイントや、改善できそうな手を探して得たものちょっとだけ深める。

ノートを書くことで問題を整理する、自分なりの答えを出す。ノート・メモ術というトピックスの本ではだいたい同じようなことが書かれているので、これがポイントなのだと思う。書き出すことで客観視できるようになったり、見える化されることで解像度が上がるという。

ノートは1冊にまとめる、タイトルを付けるといった点は前読んだ本と同じだった。ちょっとした工夫として、タイトルを疑問形にすることで、より客観的に考えられるようになる。

著者はノートを横置きにして、3分割する使い方を提唱している。次に整理のための「軸」を決める。 例えば、時間軸で整理するなら「短期、中期、長期」の3つで考えるなど。

後半はこの3分割を基本スタイルとした「●●ノート」の紹介が続く。めちゃくちゃ大量にある。よく言えば「自分に合ったものが見つかりそう」、悪く言えば「大量に列挙しただけでは」と感じる。Kindle unlimitedの対象なので、目次を見て気になった人はそこだけ読む感じでも良さそう。

第3章 キャリアを切り拓く「目標ノート」
1 はじめは考えずに、感じるままに書き殴る
2 やりたいことが見つかる「気づきノート」
3 ○○を「書かねばならない」の思い込みを捨てる
4 自分を知る技術「分析ノート」
5 目標は3つの切り口で具現化する「キャリア構築ノート」

第4章 第一歩目が軽くなる「行動ノート」
1 ノートを使って動けない自分を変える
2 行動をマネジメントする「PDCAノート」
3 段取り上手になる「TODOノート」
4 24時間以内に行動できることを明確にする「すぐやるノート」
5 さぼらずゴールまで導いてくれる「やりきるノート」

第5章 今に集中できる「振り返りノート」
1 ノートによる振り返りなくして成長なし
2 人生で大切なことにフォーカスする「時間配分ノート」
3 アスリートだけのものではない「心・技・体」ノート
4 日々の学びからパワーアップさせる「YWTノート」
5 熟睡を可能にする寝る前の「3行ノート」

第6章 悩みを最小化できる「解決ノート」
1 それはどの程度の問題なのか?「問題明確化ノート」
2 思い込みを外せば悩みが消える「アンコンシャスバイアスノート」
3 コントロールすべき問題を具体的にする「問題解決ノート」
4 他者からのアドバイスで問題解決を図る「コーチングノート」
5 逆の発想から解決に導く「やらないことノート」

第7章 勝利をたぐり寄せる「プレゼンノート」
1 プレゼン前に勝負は決まっている「戦略ノート」
2 一言で言うと何?「キャッチフレーズノート」
3 説得力が格段に上がる「ロジカルノート」
4 説明にインパクトを与える「シナリオ強化ノート」
5 すべらない話をするための「ネタ帳ノート」

第8章 インプットを成果に変える「アウトプットノート」
1 「アウトプットノート」インプット内容はいかに捨てるかの勝負
2 結局、最強の整理術「5W1Hノート」
3 事実と意見は切り分けろ!「ファクトノート」
4 会議内容を成果につなげる「サイクルノート」
5 読みっぱなしにしない「読書ノート」