原作を読んだことのある『植物図鑑』がプライムビデオにきていたので見てみた。
イツキとさやかが岩田剛典と高畑充希かー。なんか原作の雰囲気と微妙に違うなー…と思っていたけど*1、徐々に見慣れていって、最終的にはそこまで気にならなかったかも。ぼくの頭は登場人物に関しては本を読んでるときは活字を見ていて、映像はイメージしてないっぽい。
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で、肝心の映画。ある日突然自宅の前で男性に「僕を拾ってくれませんか?」と言われても、現実世界なら警察通報待ったなし、トラウマになるレベルでは。それを追い払うどころか、すぐに自宅にあげちゃうし、同居開始しちゃうし……ってところは、まぁ映画だし良しとしよう。
ただ、原作と比べるとイツキが居なくなってから再開するまでのシーンが短すぎのような。幸せな同居生活から、突然イツキが居なくなる悲しみだけじゃなくて、いろんな植物と食べ物から思い出が蘇ってくる、切ない感じがいいんじゃないのか…。
映画と原作は別物だし、映画には尺の問題もあるのは分かるけど、イツキが居なくなってから戻ってくるまでの部分にもう少し力を入れてほしかった。
ほんわか幸せな生活シーンが多くて、切ないシーンが少なめになっていたのは、そういうシーンに心躍らせそうな中高生とかが狙いで、自分は対象外だったのだろうなー。
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*1:違うことが悪いとは言っていない