以前映画見て、小説を読んだ『君の名は。』で語られることのなかった部分が瀧、テッシー、四葉、三葉の父の4人の目線で書かれた作品。
テッシーがあそこまで協力的だった理由、本編クライマックスでの三葉の父が決断した理由あたりが分かるので、この本を読んだあとにもう一度映画館に足を運びたくなるという人が多いことも納得。自分も行きたい気持ちになった。
三葉の父のパートは映画に含まれててもいいくらい素敵なストーリーなんだけど、入れると尺が足りなくてぼやけてしまうだろう。本を読むことで堅物な父がなぜあんなところで、なぜ宮水神社を離れて町長にといったところも分かるので、ここまで含めて1つの作品って感じだった。
君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)
- 作者: 加納新太,田中将賀,朝日川日和,「君の名は。」製作委員会,新海誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/07/30
- メディア: 文庫
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