半地下備忘録

たつさんの日記的ななにか。

『君の名は。Another Side:Earthbound』

以前映画見て、小説を読んだ『君の名は。』で語られることのなかった部分が瀧、テッシー、四葉、三葉の父の4人の目線で書かれた作品。

テッシーがあそこまで協力的だった理由、本編クライマックスでの三葉の父が決断した理由あたりが分かるので、この本を読んだあとにもう一度映画館に足を運びたくなるという人が多いことも納得。自分も行きたい気持ちになった。

三葉の父のパートは映画に含まれててもいいくらい素敵なストーリーなんだけど、入れると尺が足りなくてぼやけてしまうだろう。本を読むことで堅物な父がなぜあんなところで、なぜ宮水神社を離れて町長にといったところも分かるので、ここまで含めて1つの作品って感じだった。


君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)