人気作家の伊坂幸太郎の小説で、2015年に映画化もされたのでタイトルくらいは知っている人も多いと思う。ぼくも伊坂幸太郎の名前は知ってたけど、ほとんど読んだことはなかった。映画のCMをみて嫁さんと気になるねーって話してたタイミングで、ちょうどよくメルカリのポイントが余ってたからいっちょ買ってみた次第だ。
あらすじと感想
妻をひき逃げされた「鈴木」が、ひき逃げ犯に復讐するために復讐相手の男がいる非合法的な会社に入社し、忍び込んでいったところからストーリーが始まっていく。序盤でこの復讐相手は「押し屋」と呼ばれる殺し屋に殺されてしまうんだけど、その瞬間を目撃した鈴木は会社から押し屋を追跡するようにいわれる。
鈴木の視点だけでなく、ちょうど押し屋仕事を目撃した殺し屋「鯨」、押し屋を狙って手柄を立てようとする殺し屋「蝉」の3人の視点物語は進んでいく。ネタバレとかはネットで検索すればいくらでもでてくるのでそちらにお任せするよ!
接点のない3人が押し屋を中心に動いて、ニアミスしたり、対面したり、飽きることなく読める1冊。映画版も気になったので、そのうちレンタルしたりするかも?
ドキドキさせるだけじゃなくて、ミステリー的な伏線と回収もあったりでなかなか面白かった。そのうちほかの伊坂作品も手にとってみようかね。
- 作者: 伊坂幸太郎
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どうでもいいこと
鈴木→生田斗真:わかる
鯨→浅野忠信:身長は原作とちがうけど、まぁわかる
蝉→山田涼介:うーん。なんとなくもうちょっとひょろ長い印象だった。
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