- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
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嫁さん不在で、暇だったのでHuluでマトリックスなんて観てみた。まぁ何が驚きってこの映画の公開が1999年というところ。そんなに昔の映画なのか…そりゃ自分もおっさんになるよな…。
人間 vs 機械 みたいな対立構造って、ターミネーターとか昔からあるんだけど、この作品は人間 vs IT みたいな感じだろうか。この世界は実は仮想的に見せられている世界だった! というところが、画期的だったというか。映像的にかっこいいのもあったけど、ちょうど世間はITに湧いていた時期でもあったし、そういう視点もヒットした要因な気がする。
そういうのって公開当時は全然わからなくて、映像すげーー! としか思わなかったけどね。アクション映像として、いま見てもかなり楽しめたし。
あらすじ
トーマス・アンダーソンは、大手ソフトウェア会社のメタ・コーテックスに勤めるプログラマである。しかし、トーマスにはあらゆるコンピュータ犯罪を起こす天才クラッカー、ネオという、もう1つの顔があった。平凡な日々を送っていたトーマスは、ここ最近、起きているのに夢を見ているような感覚に悩まされ「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか」という、漠然とした違和感を抱いていたが、それを裏付ける確証も得られず毎日を過ごしていた。
ある日、トーマスは「起きろ、ネオ」「マトリックスが見ている」「白ウサギについて行け」という謎のメールを受け取る。ほどなくしてトリニティと名乗る謎の女性と出会ったトーマスは、トリニティの仲間のモーフィアスを紹介され「貴方が生きているこの世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられ、このまま仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの選択を迫られる。日常の違和感に悩まされていたトーマスは現実の世界で目覚める事を選択する。次の瞬間、トーマスは自分が培養槽のようなカプセルの中に閉じ込められ、身動きもできない状態であることに気付く。トリニティ達の言ったことは真実で、現実の世界はコンピュータの反乱によって人間社会が崩壊し、人間の大部分はコンピュータの動力源として培養されているだけという悲惨な世界だった。覚醒してしまったトーマスは不良品として廃棄されるが、待ち構えていたトリニティとモーフィアスに救われた。
トーマスは、モーフィアスが船長を務める工作船「ネブカドネザル号」の仲間として迎えられ、クラッカーとして使っていた名前「ネオ」を名乗ることになった。モーフィアスはネオこそがコンピュータの支配を打ち破る救世主であると信じており、仮想現実空間での身体の使い方や、拳法などの戦闘技術を習得させた。こうして人類の抵抗軍の一員となったネオは、仮想現実と現実を行き来しながら、人類をコンピュータの支配から解放する戦いに身を投じる事になった。
技能をインストール
劇中ではいまぼくたちの居る世界が仮想現実という設定で、本当の現実世界でインストールした能力が、すぐに使えるようになる。なんて素晴らしいんだ…。
カンフーをインストール。
仮想空間で特訓するネオ(キアヌ・リーブス)。
相手はモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)。このシーンよくCM流れなかったっけ?
続編はいまいち
一応3部作になっていて、このあと『マトリックス・リローデッド』『マトリックス・レボリューションズ』と続く。この2作は今回は見ていないんだけど、過去に見たことがあって、ネオが完全に英雄になってしまっていて、1作目の良さでもあったネオの弱い部分がなくていまいちだった気がする。
本筋と関係ないけど、2作目以降ではちょっとトリニティが老け…げふんげふん。